昨日の記事がなぜか、はてブのホットエントリーに載ってしまって驚いております。
タイトルに「開発者」と入っていないというご指摘もあったようなので、今回は入れてみました(笑)
さて、前回は無料のものを紹介したのですが、有料だけど買ってでも使いたい!というアプリもありますので、いくつかご紹介したいと思います。
※再度お断りしておきますがほぼ開発系アプリしかないので、興味のない方はすみません…。
目次
Forklift
Windowsを使っていた頃は、「あふ」というファイラを使っていました。いわゆるキーボードファイラなのですがこれがほんとに最強で、ファイル操作や閲覧など完全に依存していました。
Macを使い出して一番困ったのがこの点で、あふと同じような操作性のファイラがなかなかないのです。muCommanderやjFD2、XtraFinderなどなど試してみましたが、どうもイマイチ。
jFD2はFD clone系なので一番近かったのですが、しっくりこない部分があります。キーボード操作しつつも、Macで使っているので、QuickLookが活用できたり、Alfredと連携できたりというFinderの機能も使えないと厳しいのです。
そして出会ったのが、このForkliftです。
かなり理想に近いところまで出来るファイラなのですが、Finderの機能を継承している関係なのかアルファベットキーを入力すると強制的にファイル名のインクリメンタルサーチになってしまうため、「あふ」みたいに"C"キーでコピーを割り当てるとcで始まるファイル名のファイルがなければ動くけどあったら動かないという…。
ちょっとめんどくさいけどコマンドキーなどと組み合わせて設定しないといけないようです(まだ、ここらへんのカスタマイズについては自分の中で結論が出ていません)。
ちなみに、Mac App Store版と公式サイトから購入したものとでは一部機能が異なる(Mac App Storeのほうが少ない)らしいので、ご注意ください。その分、Mac App Store版の方が安いです。
ForkLift - File Manager and FTP/SFTP/WebDAV/Amazon S3 client
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥2,000
Parallels Desktop
これは、VirtualBoxと同じような仮想化ツールです。
VirtualBoxよりもパフォーマンス的に優れていると感じます。
昔、VirtualBoxも試したことがあるのですが、当時ネットワーク周りでトラブルが多かったのでこちらを使って以来、今だに新しいバージョンが出ればアップグレードし続けています。
Parallels Desktop + Vagrant
VagrantでParallels Desktopを使う場合、プラグインを入れないといけません。
vagrant plugin install vagrant-parallels
と実行すると、プラグインのインストールが完了します。
公開されているboxを使う場合は、parallels providerに対応したものを選ばないといけないので注意が必要です。
DbSchema
最低限の条件として、
- PostgreSQL,MySQLに対応
- データベースに接続して自動的にER図が作れる
- ER図の作成→スキーマSQLの吐き出しができる
- ER図を画像などで出力できる
などがあったのですが、この辺りはクリア。さらに、同期機能というのがあって、ER図を書きながら自動的にSQLも実行してくれて作図が完成するとその時点で開発環境にはテーブル一式ができてしまっているという便利機能が!
図の見た目も結構綺麗にできるので、有料ではありますがオススメです。
PhpStorm
今まで、PHPの統合開発環境としては、Eclipse > NetBeans と使ってきていたのですが、PhpStormを試しに使ってみると、その便利さに感動しました。
リモートデバッグやバージョン管理との連携はもちろん、vagrantとの連携もできます。
また、File Watcherという機能もありsassを保存したイベントを感知してcssを吐き出したりなんかもできます。
まさに痒いところに手が届くツールです。詳しい使い方をいずれまとめたいと思います。
AppCode
上のPhpStormと同じ会社「JetBrains」のObjective-C用の開発環境です。
PhpStormと同じ使い勝手なのでコーディングは全く不満なく使えますが、iOSのプロジェクト設定とかStoryboardの編集とかイメージアセットとかそういった部分はXcodeを使ったほうが良いです(AppCodeから編集中のプロジェクトをXcodeで開けます!)。
#importの挿入をアシストしてくれたり、文字列を書こうとしたときに自動で@をつけてくれたりと、細かいところで助けてくれる感覚が気持ちいいです(笑)
Sketch
FireworksがCS6を最後に新しいバージョンの開発が行われないことになり、その頃話題になったのが、この「Sketch」です。
Fireworksと同じようなベクタデザインのツールなのですが、個人的にはFireworksよりも断然便利だと感じています。
特に良いなと思ったのは…
- イラレのようにピクセル表示にするかどうかの切り替えができる
- 書き出しがスライスではなく「パーツ」単位でできる(背景を気にしなくていい)
- 書き出しの際にx1,x1.5,x2,x3など指定できる
- オブジェクトに対してCopy CSS AttributeするとCSSのスタイルがコピーできる
という辺りの機能です。
Sketch 3
カテゴリ: グラフィック&デザイン
価格: ¥9,800
おわりに
以上です。
安い買い物というわけでもないので、じっくり吟味して良さそうなら買ってみると良いかと思います。
「【開発者向け】Macを始めて買ってもよいと思える有料アプリ」への1件のフィードバック